オーストラリアのファームジョブ体験談|バナナファームでセカンドビザ取得【ワーホリ】
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オーストラリアのワーホリで避けて通れないのが「ファームジョブ(農場の仕事)」。2年目のセカンドビザを取るために、多くの人が経験します。この記事では、筆者が実際にケアンズ近郊のバナナファームで88日間働いた体験を、リアルにお伝えします。
※そもそものセカンドビザの条件はワーホリビザ申請手順、ファームで稼いだ給料は帰国時のタックスリターンもあわせて確認しておきましょう。なお2026年7月から、セカンド・サードビザの申請料は$1,000に値上げされました(詳しくはオーストラリアのビザ申請料の値上げまとめ)。
なぜファームジョブ?(セカンドビザの88日間)
オーストラリアのワーホリは、一定の条件を満たす地域・職種で88日間(約3ヶ月)働くと、2年目の「セカンドビザ」を申請できます。その対象になりやすいのが、地方での農業(ファームジョブ)です。筆者もセカンドビザ取得のために、ファームで働くことを選びました。なお、セカンドビザの条件はワーホリビザ申請の記事で詳しく解説しています。
💡 豆知識:「88日」は実働日数ではなく“期間”で数えられる
フルタイム(週38時間程度)で同じ雇用主のもとで継続して働く場合、週末や休みの日も含めてカウントできます。つまり週5日働けば、その週は7日分として数えられ、継続フルタイムなら約3ヶ月(12〜13週)で88日に到達します。
※歩合(piece rate)の場合は、署名済みの歩合契約があれば「働いて給料が発生した日」がカウント対象。パートやカジュアルで間が空くと“実働日のみ”の換算になり、達成まで時間がかかります。条件は変わるため、必ずHome Affairs公式で最新を確認してください。
働いた場所とシーズン
筆者が選んだのはケアンズ近郊のバナナファーム。バナナは一般的に「シーズン」と呼ばれる11月ごろから約4ヶ月間が忙しく、仕事を見つけやすい時期でした。作物ごとに繁忙期は異なるので、行きたい地域の「シーズン」を調べてから動くのがコツです。
仕事内容:収穫から箱詰めまでの流れ
意外と知られていませんが、輸出用のバナナは緑色のまま収穫・出荷されます(店頭に並ぶまでに追熟して黄色くなります)。ファームでは、その緑のバナナが次のような流れで箱詰めされていきます。
レールに吊るしてシャワーで洗浄
収穫した房を動くレールに吊るし、シャワーで泥や汚れを洗い流します(冒頭の写真)。
カット担当のゾーンへ流す
洗浄後、房を切り分ける担当者が待つゾーンへとバナナが流されていきます。
房を切り離し、薬剤入りの水槽へ
茎から房を1つずつナイフで切り離し(=筆者の担当=ディハンディング)、切り口を保護する専用の薬剤入りの水槽へ入れます。

傷・サイズを確認してベルトコンベアへ
傷や大きさをチェックし、規格に合うものをベルトコンベアに並べていきます。

計量してパッキング(箱詰め)
重さを量り、パッキング担当者が箱に詰めて出荷準備完了です。

筆者の担当はディハンディング。ナイフを握りっぱなしで一日中まったく同じ動きを繰り返すため手首に負担が集中し、腱鞘炎になりました。ファームジョブは想像以上に体力勝負——ここは覚悟しておいた方がいいです。
痛感した「語学力」の重要性
ファームでいちばん実感したのが語学力の重要性です。上司(スーパーバイザー)は地方育ちのオージーで、都市部の人と比べて訛りがとても強く、指示を聞き取れないことが多々ありました。聞き返してばかりで、最初は仕事を覚えるのにも苦労しました。
田舎のファームでは、こうした訛りの強い英語が日常です。だからこそ渡航前の英語準備が本当に大切。出発前にできるだけ英語に触れ、リスニングに慣れておくだけで、現地での立ち上がりが大きく変わります。
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最終更新:2026年6月 / ※セカンドビザの条件・対象地域は変更されます。最新情報はオーストラリア政府(内務省)の公式サイトで必ずご確認ください。本記事は筆者の体験に基づく一般的な情報です。